私のデスクトップPCのマザーボード(ASUS P8Z77-V PRO)にはIntel® 82579VチップによるGigabit Ethernetがありますが、休止状態から復旧した際にNICが消失するトラブルが発生していました。
既に発売から4年経過し旧機種となりますが、備忘録として対応内容を掲載しておきます。
現象
サスペンドおよび休止状態から復旧した際にNICが消失している状態で、デバイスマネージャーから確認すると、エラーコード10にてデバイスの再起動に失敗していることが確認されました。
以前から時々発生しておりましたが、Windows10 Anniversary Update後には殆ど毎回発生するようになりました。また、Intel純正ドライバへの入れ替えを行っても本現象は抑制できませんでした。
暫定対処
本現象は再起動にて復旧可能です。
また、デバイスマネージャより本デバイスを右クリックし、「ハードウェア変更のスキャン」を行うことでも復旧できます。
ドライバの電源オプションで 「電力の節約のために、このコンピュータでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」を オフにすることで、発生を抑えることができます。
(サスペンド中もNICの電源入れっぱなしなので、あまり適切ではない対処だけど)
恒久対処
偶然、以下URLを発見し対処を行えました。
Intel Download Centerよりよ修正モジュールをダウンロードし、「管理者にて実行」にて実行。再起動することで適用完了となります。
適用後数日経過しますが、現時点で再発は確認されていません。
原因・所感
上記URLにも記載がありますが、本現象はサスペンドから復旧した際に、本来Intel® 82579V Gigabit Network ConnectionであったものがIntel® 82579LM Gigabit Network Connectionとして誤認識されてしまう、という事象で
要は凡ミスによるデバイス側の不具合だということでした。
確かに上記のスクリーンキャプチャも、「LM」と表示されていますね。
なんだかなぁ・・・
このマザー、以前にもWireless LANのドライバ不具合で長く悩まされていたし、ネットワーク周りに問題が多く出ましたね。それだけ実装が高度になっているのでしょうか・・・
コメント
この情報はとても役に立ちました!Intel82579VのNICが休止状態から復旧後に消えてしまう問題に直面していたので、対処法を知ることができて感謝しています。今後もこのような情報を期待しています!