お手軽に始める動画プロモーション

この記事は DevRel Advent Calendar 2021 の12/24付記事となります

皆さんこんにちは。
DevRel Advent Calendarは初寄稿です。よろしくお願いします。

(社内の) 開発者支援活動 2021年の振り返り

Developer Relations(DevRel)については、2019年のDevRel/Communityのイベントに招待いただき登壇した際に知りました。しかしその後は自社内イベントでLT登壇し啓蒙活動を行った他は活動できておらず、なかなか自分の業務に紐付けることができておりませんでした。

転機は2020年よりAWSを扱う部署に異動となったこと。
社内の開発者が「AWSに強い」エンジニアになってほしい!と、情報提供や相談会の開催、コミュニティ活動などの各種施策を立ち上げましたが、これら 社内エンジニアへの支援活動もDevRelなのではないか? と感じて、DevRelのフレームワークを適用し各種施策を推進しています。

社内の活動のためなかなか社外に発表できる機会は少ないですが、所属企業のエンジニアブログでも施策について発表しておりますので、宜しければ探してみて下さい。
また、SORACOM UGを参考に「AWSもくもく会」を立ち上げた件は先日のブログ記事でご紹介しています。

私が考える「ディベロッパージャーニー」について
SORACOM MVC 2021を受賞された木村さんのブログ記事にてご紹介いただきましたので、SORACOM UG運営に携わっている私ならではの視点で、SORACOM UGへの経験と現状、そしてそれをどう自社内のコミュニティ運営に活かしているのか、詳細を説明したいと思います。

もくもく会の動画プロモーション

解説動画

今回の記事の内容は主旨に合わせて動画にしておりますので、宜しければ見て下さい。

なりゆき

今回は私が社内で立ち上げた「AWSもくもく会」についての話です。
AWSもくもく会は2021年6月に立ち上げてから、お陰様で毎月開催しておりますが、最近では草の根で認知が広まっているようで、意識高い新人社員などが参加してくれて嬉しいです。

そんな中、社内の知人が所属部署の教育担当者に繋いでいただき、その方より 動画コンテンツを作って配布しないか? というお誘いを頂きました。なんでも、若手社員(Z世代)への情報発信に有用と考えて部門独自の動画チャンネルを立ち上げて活用しているとか・・・なるほど。

動画の長さは3~5分程度、また

参加者のインタビューを含めて、
「○○さんが参加しているなら、私も参加してみようかな?」

と、若手の学びたい気持ちや視野を広げる内容にして欲しい。

という要件で、「なかなかハードルが高いな」と思ったのですが、引き受けることとしました。

動画制作手法&ツール

私は高度な動画編集ソフトを使いこなすスキルは(まだ)ありません。
(保有はしているんですけどね・・・)

但し今回の動画程度であれば、持っているスキルで何とかなるのでは、と思った次第です。
というのは、私がSORACOM UG Explorer 2021の配信担当などで動画配信のノウハウは持ち合わせているから。
(ノウハウのまとめは SORACOM UGのブログに書きましたので、宜しければ見て下さい)

SORACOM UG Explorer 2021 配信ノウハウのまとめ
SORACOM UG Explorer 2021はYouTube Liveにて配信致しましたが、YouTube配信で活用した各種ノウハウをお伝えします。他のコミュニティイベントにおいても参考にしていただければ幸いです。

ということで、以下のツールのみで実施しました。

制作の段取り

ということで、お手軽に実現するためこのような段取りとしました。

  1. Zoom収録
    Zoom画面をOBS Studioで録画、その動画をバラバラにカットし、採用部分を選定。
  2. アイキャッチの作成
    PowerPointで効果音を付加しアイキャッチ映像を作成。
    1で選定した動画と結合し、インタビュー動画を完成させる。
  3. 全体収録
    インタビュー動画をOBS Studioに差し込む。
    シーン切り替えに合わせてプレゼンを行い、全体を録画する。

インタビュー部分を含め、ちょうど5分に纏めることができました。
教育担当者からも大好評をいただき、嬉しかったです。

感想

OBS Studioすごい

2020春にこのツールを知って以来、毎日のように使っている気がします。

主にライブ配信に用いられるかとは思いますが、ローカル録画もできるので、オンライン会議の録画にも有用です。PowerPointのように画像・動画再生・カメラ映像をハメコミ合成でき、直感的に操作できます。

PowerPointすごい

意外とすごい!と見直したのがPowerPoint。

動画ファイルを差し込んで動画付きのプレゼンテーションを行うこともできますが、逆にスライドショーを動画ファイルとして出力することもできます。(幕間スライドとかに便利)
また、全スライドを画像ファイルとして出力もできるので、OBS背景への差し込みに使えます。

まとめ

ということで最近はまっている、私なりの動画コンテンツ作成方法について解説しました。

この方式であれば省力化してできるので、2022年はブログ記事の解説などに増やしていって、今までと別の世代の方々とのリレーションを増やして行ければと考えております。

2022年も社内DevRel活動などに忙しくなりそうですが、今後ともよろしくお願いします。

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