GPD Pocketはその機動力から外出時のコンピューティングに絶大な威力を発揮します。
しかし、持ち出して利用するにあたって何と言っても怖いのは紛失や盗難。直接的な損害だけでなく個人情報漏洩の危険もあります。
GPD PocketではGPSなど位置情報デバイスは搭載していないため、紛失後の追跡においてWindows標準の位置情報管理機能では十分ではありません。また紛失後の補償についても考慮したいところです。
MAMORIOについて
そこで私が目を付けたのがMAMORIO。Bluetoothでスマートフォンとペアリンし利用するICタグです。ICタグがスマホの周辺に存在するか確認できる他、一定時間周辺に存在しなくなった際に通知をしてくれる便利な製品です。
紛失時には「みんなで探す」機能を利用して他のMAMORIO利用者や交通機関・商業施設のアンテナによりおおよその位置をトレースすることができるようになります。
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ICタグ
ICタグは 約35mm x 20mm 厚さ3mm程度の超小型のデバイスとなります。
小さいので鍵や財布、カバン等の管理にも利用できるかと思います。
なお小さく防水設計となっているため、電池の交換はできません。電池の持ちは約1年となっており、その後は有償での交換(OTAKIAGE)となります。
あんしんプラン
更に ¥1,000/年 を支払うことで、GPD Pocketを「MAMORIOあんしんプラン for 電子機器」に登録することができます。本サービスに加入することで発見支援サポートを受けられるほか ¥20,000 の費用補償を受けられます。
まさにここまでセットで提供されているサービスである故、安心が提供できているのかと思います。
利用方法
ICタグをスマートフォンとペアリングする
利用方法は至って簡単で、スマートフォンにMAMORIOアプリケーションをインストールしユーザ登録した後にICタグとペアリングするだけです。
上記サイトにも記載があるため、詳細は割愛します。
MAMORIOを内蔵する
さて、ペアリングが完了したところで、GPD PocketにICタグを取り付けます。
但しこの機種にはストラップホールもありませんし、貼り付けるのも格好悪い、ということで私は内蔵化してしまいました。
とは言っても、裏蓋を開けて電池脇の空きスペースにMAMORIOを両面テープで貼り付けただけの簡単なお仕事・・・(笑 私にも簡単にできました。
使用感
さて、早速持ち出してみます。
GPD Pocketが自分のそばに携帯されていること、位置もわかります。また離れた際には通知がされることが確認できました。
但し内蔵したことによりBluetoothの電波伝搬が悪くなり感度が悪くなったようです。スマホアプリ側で通知までの時間調整が可能ですので、標準より長めに設定する必要がありそうです。
まとめ
私としてはMAMORIOの安心感は絶大で、気兼ねなく日々の外出に持ち出せるようになりました。GPD Pocketは未だ未だ希少ですし、紛失しても同じ物をまた購入できるとは限りません。そのためにも、備えあれば憂いなし、なのではないでしょうか。
大事に使うためにも、MAMORIOの接続、あんしんプランへの加入を推奨したいと思います。
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