AMP (Accelerated Mobile Pages)に対応しました

Google、10月上旬から対応ページに「AMPラベル」を表示、モバイルの検索結果で 
Googleは、モバイル端末でのウェブサイト表示速度を大幅に高速化するプロジェクト「AMP(Accelerated Mobile Pages)」の1周年を迎えた10月上旬より、国内でもモバイル向けのGoogle検索の結果において、すべてのA...

この記事を読み、当サイトもAMP(Accelerated Mobile Pages)に対応させることにしました。
とは言っても、利用しているWordPressテーマ(Simplicity)の当該機能を有効にしただけですが。

AMP (Accelerated Mobile Pages)とは

Googleなど著名IT企業9社で策定した、モバイル端末でWebページを高速に表示させるための規格です。特徴を纏めるとすると、こんなところでしょうか。

どのようにして高速化するのか

主に以下のようです。

  • JavaScriptによるレンダリングブロックを回避
    AMPページ内ではAMPで定義したJavaScriptのみ使用を許可する、等の制約をかけて、JavaScriptがレンダリングブロックしないようにする。
  • スタイルシートはインラインのみ許可
    CSS(スタイルシート)は通常、別ファイルとしてダウンロードされますが、インライン化によって高速化を図る。サイズは50KB以下に抑制される。
  • AMP CDNにキャッシュされる

詳しくは以下公式サイトに記載されています。

Page not Found (404) – AMP
Accelerated Mobile Pages Project

AMP対応ページでは、記事の読み込みが平均1秒以下に高速化されるほか、データ量もAMP非対応のページと比較して10分の1に低減されている。

(※上記Internet Watchサイトより)

Web1.0時代にホームページを運営していた立場からすると隔世の感があるというか、リッチコンテンツにすることによってこれ程までにリソースを浪費しているのかと驚愕ですね。

メリット

  • 高速化によって閲覧者のストレス経験
  • 検索結果でカルーセル表示がされるかも
  • 将来的にはGoogle検索順位で優遇されるかも

デメリット

  • 体裁が崩れるかもしれない
  • 非対応の広告は表示されない
  • 非対応のアクセス統計では集計されない

以下サイトを参考にしました。

株式会社D2C|データマーケティングカンパニー
D2Cグループでは、主にNTTドコモが保有するデータを起点とした広告マーケティングソリューションを企画開発。また、戦略立案からメディアプランニング、データ活用、クリエイティブ、CX、インバウンド施策など、デジタル領域を中心に幅広いマーケティ...

本文(コンテンツ)を読んでもらう、という本来の趣旨からは関係ないですね。
当サイトでは問題ないです。

確認

ChromeプラグインのAMP Validatorで動作を確認、概ね問題なさそうなので公開することにしました。
翌日、早速Google検索に反映されていました。早いですね。

google-amp

確かに表示速度もかなり高速で満足です。
AMP Validatorでの表示と実機表示が少し異なるので、そのあたりは今後修正していきます。

Simplicity
内部SEO施策済みのシンプルな無料Wordpressテーマを公開しています。初心者でも出来る限り分かりやすく使えるように作成しました。

Simplicityテーマの対応に感謝しつつ、今後も積極的に推進していきたいと思います。

コメント

  1. Tomotaka Kizawa より:

    AMPページにCSSを追加したことが原因と思いますが、現在当サイトの検索結果にAMP表示はされていません。
    詳細な原因調査中です。

  2. Tomotaka Kizawa より:

    CSSは特に修正せず、直ってました。
    テーマのアップデートで修正されたようです。