1月の記事でASUSのZenPad 7.0 (Z370C)を購入したと書いたばかりですが、先日同系の機種であるZenPad 7.0 (Z370KL)に取り換えました。
両機種の違い
最も大きな違いはSIMフリーモデルになったことでテザリング接続が不要になったことですが、ほかにも技術的仕様が異なる点があります。
- CPUが違う
Z370CはIntel ATOM x3-C3200
Z370KLはQualcomm Snapdragon 210プロセッサ - OS
Z370CはAndroid5止まり
Z370KLはAndoroid6へのアップデートができる
取り替えた最も大きな理由はZ370Cが高負荷時に不安定となり嫌気がさしたことだったのですが、上記の差異がどう体感に現れるのかといった点でも興味を惹いたので。
今更旧機の話となりますので詳細な説明は割愛し概要だけ記載します。
感想
AndroidにはARM系CPUの相性が良いのか
Z370Cでは高負荷時にフリーズしたり、突如再起動したりと不安定な状態が発生しており、遂にはOSのファイルが破損したのかエラーが発生しリカバリを余儀なくされる事態となりました。(省電力設定など変更してみるも効果はありませんでした)
しかしZ370KLでは同様の事象は発生しませんね。Android OSにはARM(Snapdragon CPU)の方が相性良い(最適化されている)のかもしれません。
GPS感度が向上した
Z370CではGPS感度も悪くナビ利用には不向きだったのですが、Z370KLは普通に(スマートフォン並みに)受信できますのでナビ利用も問題ないでしょう。
心なしか操作感は軽い
Antutuベンチマーク値は概ね22,000~23,000程度とほぼ同様の両機種なのですが、体感は異なりZ370KLの方が高速と感じます。CPUの最高クロックはZ370KLの方が上となりますので、それが影響しているのかもしれません。
危惧していたバッテリー消費は問題なかった(むしろ延びたような)
スリープ時も常にLTEネットワークに接続するためバッテリー駆動時間は短くなるかな?と考えていましたが杞憂でした。Android 6のDozeモードのお陰かな?
まとめ:これはこれでアリ
当初の目論見通り、通勤中の利用はZ370KLに切り替えることができました。
スマートフォンよりも大画面になったことでYoutubeやニュースサイト等の動画鑑賞や電子書籍にも活用でき非常に便利です。よく言われるようにタブレットは画面の見た目が重要かと思いますがASUS社のTru2Lifeテクノロジーのお陰かな? 鮮やかに見えるかと思います。
現在は7インチタブレットとしてHuaweiのMediaPad T2 7.0 Proがあり、通常はこちらを選択した方が良いかとは思います。
Z370KLはCPU処理能力がもう少しあれば、とか解像度がもう少しあれば、なと考えることはありますがこれはこれで完成度の高い機種と感じますので当面使えそうです。
スマートフォン(iPhone6)の使用頻度は極端に落ちましたね。今年の6月末で2年の縛りが解けますが、今後の方針は決まったかなと思っています。(詳しくは別途)
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