IIJmio タイプA

先日から利用を始めたZ370KLでは、LTE回線としてIIJmio(タイプD:ドコモ回線)を利用しておりましたが、タイプA(au回線)に変更してみました。

IIJmioのメリット

(2017年4月現在) IIJmioでは他社に無い唯一無二のサービスを提供しており、同一契約内で複数のSIMを持ってタイプD(ドコモ回線)とタイプA(au回線)を混在させ、パケット容量をシェアできます。


※SIM追加には月額費用が掛かります。
上記の例だと \900+\400 = \1,300/月(税抜)

自分の場合は元々利用していたモバイルルータがありますので、タイプDのSIMはモバイルルータに戻してドコモ回線として用いつつ、タブレットはau回線を使っても、同一のパケット容量をシェアすることが可能となるため、追加しました。

Z370KLの対応LTEバンドと各キャリアとの適合度

Z370KLの対応バンドを整理してみます。
他と異なり、周波数帯でソートしてみました。
(※周波数帯が同じでもBANDに対応するかどうかは別ですが、まとめてしまいました)

周波数帯BANDZ370KL
の対応
DoCoMoauSoftBank
Y!Mobile
700MHz帯BAND28
800MHz帯BAND18/19/26
900MHz帯BAND8
1500MHz帯BAND11/21
1700MHz帯BAND3
2100MHz帯BAND1
2500MHz帯BAND41

z370klの対応LTEバンドは 1/3/8/9/19/26/41 の7つとなっていますが、各キャリアで利用可能なバンドを◎で表しました。

ドコモ回線の場合は 1/3/19 の3バンドに対応、メインの2GHz帯、地方で広域をカバーする800MHz帯も利用できますのでエリアは問題ありません。東名阪エリアでは1.7GHz帯も利用可能ですので混雑をオフロードできそうです。

au回線の場合は 1/26/41 の3バンドが利用可能。メインの800MHz帯に対応し広域で利用できますが注目はWIMAX 2+(2.5GHz帯)が利用可能なこと。auのLTE回線でBAND41はいわば「高速道路」として、接続時は明らかに高速に通信できるため快適に利用できそうです。
(※Z370KLでもauのSIMを入れた状態で60~80Mbps程度の速度が出ることを確認済)

ソフトバンク/Ymobileの場合は 1/3/8/41 の4バンドに対応。最も多いバンドの対応があり、AXGP(2.5GHz帯)にも対応するため面白そうです。

IIJmio タイプAの特徴

2016年10月より開始した新しいサービスとなります。

au回線を用いたMVNOのサービスには他にもUQmobileやmineo(a)がありますが、IIJmioタイプAの利用には以下の注意が必要となります。

  • auのSIMロックされた端末は (SIMロック解除しないと) 利用できない
  • iPhoneの場合、テザリング機能は使えない
  • 3Gネットワークは利用できない(LTEのみ)
  • 音声通話を利用する場合、au VoLTE対応機種の利用が必須

詳しくはIIJ公式てくろぐの記事が詳しいです。

IIJmioでは10/1よりau(KDDI)回線を使ったSIMを「IIJmioモバイルサービス タイプA」として提供します。タイプAのSIMで利用できるスマホの条件についてまとめました。

なかなかハードルが高く、公式に対応している機種を含め”SIMフリー端末専用”のサービスになっているため、タイプDと比較し契約者が増えず相対的には空いていると言えそうです。(2017年4月時点)

SIM追加手続き

Z370KLは元々、モバイルルータから取り出したタイプDのSIMを挿して運用していましたが、ブラウザでクリックし画面遷移する時などに数秒待たされるなど、”引っかかり”があり体感的に遅いと思われる状況が度々ありました。

当初は端末が遅いのかなと思っていましたが、どうやら回線速度による影響の可能性があるため取り替えてみようとなった訳です。

SIM追加の手続きはオンラインでもできますが、今回はビックカメラのカウンタにて行ってもらいました。
SIM発行にかかる時間は30分程です。

即日発行となるため、追加の手数料が\1,000掛かります。(後日請求)時間になるとau MVNO Multi IC Cardと書かれたSIMが発行されていました。


タイプD/タイプA 速度

早速、都内西新宿(路上)にて、両SIMでの速度計測を行いましたので結果を掲載します。

測定日:2017年5月1日 午前中 (9:51と11:09)
ツール:Network Analyzer Pro (Android)

タイプD 測定結果 タイプA 測定結果
タイプD(ドコモ回線) タイプA(au回線)

下り速度は タイプDが13.7Mbpsに対してタイプAが25.4Mbpsで、予想通り下りの速度はタイプAの方が高速との結果になりました。(なお、上りはタイプDの方が高速でした)

1箇所/特定の時間帯の測定結果だけで評価する訳にはいきませんが、どうやら快適に利用できそうです。

なお、同じ個所においてau iPhone6ではBAND1(2100MHz帯)に接続しておりました。Z370KLでもBAND1での測定結果であったと考えられます。


※補足
タイプAではSMSの利用もが無料できるメリットがあるのですが、Z370KLではあいにくSMS送受信に対応しておらず利用できませんした。残念。

なお、IIJmio契約希望の方は以下のURLから辿って頂けるとありがたいです。


IIJmio お友達紹介キャンペーン

追記:タイプAとMTU設定について

IIJmio タイプAについて調べるうち、au網の特性から端末の設定にてMTUを1420バイト以下にすることが推奨されているという記事が気になりました。

au回線を使ったMVNOサービス(格安SIM)が使えない、テザリングができない、速度が出ない……といった問題に直面したことのある人は多いのでは? その詳細と原因をIIJが解説する。

※↑スライドの44ページからを参照

私のZ370KLの設定を確認したところ、Android標準の1500バイトになっていました。但し特に問題と感じる事象は発生していません。

またIIJmioタイプAでZenfone3 Laserを契約(同時購入)した友人にも設定を確認してもらったところ、こちらも1500バイトとなっているが特に問題と感じることは無いという回答でした。


AndroidのMTU設定変更には、いわゆるroot化が必要でハードルが高いため、そこまでしてMTU変更を行うべきか、IIJmioサポートに確認してみましたので以下転記します。

パケットが分割されてしまうことによる影響が気になったので追加で確認。

データ使用量の測定はau網内ではなく、より上流で行っていると理解しました。
特にリスクを背負ってまでMTU変更を行う必要は無さそうですね。

端末の設定でMTUサイズが変更できるようになると良いんだけどなぁ。

※補足
IIJmio meeting 16に参加した際に確認した内容を追記しました。
こちら