エレクトーンELB-02とMIDI接続

エレクトーン(ヤマハ/ELB-02)を購入しました。

midi-1子供の習い事の都合で購入したのですが、店頭でデモ機を見てなかなか面白そうだな、コードもシングルフィンガーで入力できるし、自分も幾らか弾けるようになると良いかな、と思いまして。

子供の学習においては、店頭で購入したレジストデータをUSBメモリで持ち帰り、自宅でも伴奏付きで練習できるので、子供のやる気にはだいぶドライブがかかったように見受けられますね。

なお、本機は入門用の機種となります。
経験者の方からすると、本機は本格的な機種と比較すると見劣りするスペックのようでネット上のレビュー内容はあまり芳しくないですが、子供の学習及び素人には十分であると感じています。

XG/GS音源?

midi-2

最近の電子楽器事情にはだいぶ疎かったのですが、届いたのちマニュアルを眺めると、おぉ懐かしいマークが(赤丸内)。どうやらMIDI音源として使えるようですね。

1990年代の頃、私はPCにMIDI音源を繋いで音楽を聴くことを楽しんでおりました。
元々8bit時代(MSX)、MMLにより音符の打ち込みを行うことでパソコンで音楽を鳴らせることに感動したところから私のPCキャリアがスタートしたと言っても過言でないので、その後”良い音”を追求することに余念がなかったのだと思います。

もっとも私には作曲のセンスは無いので、MIDI音源の利用用途は専らNifty-ServeのMIDIフォーラム(FMIDI)等からダウンロードしたデータの再生で聴く専門でしたが。

私のような演奏主体ではなくて良質な音源で音楽を聴きたい、といったニーズのDTMとして主流は当時ローランドの音源で、私も同社のCM-32LやSC-88VL等の音源をMIDIカード経由で接続して楽しんでおりました。

話を戻して本マニュアルの件ですが、90年代の私の理解では、GM規格を独自に拡張した ローランドのGS規格とヤマハのXG規格、両社の規格があって非互換であったとの記憶なのですが(正式には違うらしい)、仲良く併記されていて違和感を感じましたね。

PCと繋げてみる

現在のPCにMIDIケーブルを接続するのはUSB-MIDI変換等を利用する必要があり容易ではありませんが、ELB-02にはMIDI-IN/OUTの端子(これは他の電子楽器と連動させることを想定して付いているもの)の他、USBのTO HOST(A端子)及びTO DEVICEの端子が装備されています。

midi-3

TO DEVICEの端子にはUSB WiFiドングルを接続することが想定されているらしく、挿してみると確かに自宅のWiFiに接続しスマホから操作できるようになりました。

さてTO HOSTの方なのですがマニュアルを読んでも、PCと繋げますよ、といったさっぱりとした説明しかなく、詳しい説明がありません。ドライバとマニュアルをヤマハのサイトからダウンロード/インストールした後、ELB-02とUSBで接続すると、確かにMIDI音源として認識させることができました。

elb02-devmgr

TMIDIでの設定もご覧の通り。

elb02-tmidi

過去にコレクションした適当なMIDIデータをTMIDIで再生してみると、良い音で再生することができました。結構満足度が高いです。

改めて回顧録

00年代以降、ソフトウェア音源の普及や著作権管理の厳格化など各種の事情が重なりDTMは衰退していきました。ソフトウェア音源は音質は劣るのですが、私もソフトウェア音源に移行して単体のMIDI音源はあまり利用しなくなったため、その後売却してしまい、今に至ります。

個人的に残念なのはPCIバスのMIDIカードとか、USB-MIDI変換ユニットがメジャーにならなかったことですね。普及すればもう少し延命できたような気がします。

著作権管理の方は、結果としてその後の着メロや通信カラオケ向けのツールとして、きちんとビジネスとして対価が得られるモデルが成立するようになったのですから、結果として良かったのだと思っています。

ただ草の根の作品発表の場として、コミュニティもあるべきかと思います。
FMIDIも復活していますし、応援したいですね。