私はたまにしか飛行機に搭乗しない人ですが、たまたまJAL・ANAに搭乗し機内WiFiを使う機会がありましたのでレビューします。
先日ニュースになっていたように、今では機内インターネットの充実が航空会社選びのポイントになっているようで、各社しのぎを削っているように見受けられます。
JAL
インターネット接続を利用する際はGoGo Airのサイトや公式アプリを通じてアカウント登録の必要があります。機内でも登録が可能ですが、事前に済ませておくことが推奨されています。
私が利用した2016年8月の段階ではインターネット接続の提供のみでしたが、現在では映像/音楽のサービス提供もあります。こちらは登録不要で利用できるようです。
インターネットの接続は機内のWiFiに接続後ログインする必要があり、利用コースを選択できます。
料金は30分400円、あるいはフライト中使い放題(※離陸5分後~着陸5分前)の場合は飛行距離と使用デバイスで料金が異なります。
私は15分無料のプランで利用しましたが、現在2017年2月1日~8月31日までの期間で無料キャンペーンが行われています。
各種サイト、SNS等の利用を行いましたが、思いの外、快適に利用できました。
さすがに地上と比較すると遅延が気になりましたが・・・。
速度も測定してみると、下りのスピードで概ね5Mbps弱が計測されました。
衛星インターネットとすれば、立派な数字ではないかと思います。
ANA
こちらの場合もインターネット接続を利用する場合は、事前に公式アプリのダウンロードを行い登録処理を行う必要があります。
インターネット接続の料金は40分550円、あるいはフライト中使い放題で1050円となります。
また、登録を行わなくても映像/音楽や電子書籍のサービスが受けられますし、機内モニターに表示されるものと同様の現在の飛行状態に関するデータが参照できます。
私はあいにく未登録で搭乗したのでインターネット速度の測定は行えませんでしたが、電子書籍や映像コンテンツで十分楽しめ時間をつぶせました。
しっかりしているな、と思ったのは、機長やCAのアナウンス中には画面表示が変わること。
ちゃんと安全には配慮しているんだな、との印象を受けました。
まとめ
衛星を用いたインターネット接続を提供するといった基本的な仕組みは同じですが、両社のサービス拡充のアプローチが少々異なるのかな、といった印象を受けました。
衛星インターネットには帯域の制約もあるため、無駄に通信を行うのも如何なものか、と思ったりします。そういう意味では映像や電子書籍のサービスを充実させる方向性は間違っていないでしょう。
iPadなど、大きめのタブレットを持ち込むと楽しめると思いました。
今後も更なるサービス拡充に期待しています。
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